FX初心者入門

FXでは局面での負けを認めることも大切

プロのディーラーの精神から学ぶ

FX相場や株式相場に毎日参加しているヘッジファンドのトレーダーやプロのディーラーでも、毎日のトレードの勝率は少し勝ち越している程度です。

或いは日によっては負け越している日も少なくありません。

 

例えば、1日に50回の売買を行うFX相場のプロのディーラーの場合、1日の勝ち負けは良くて30勝20敗で日によっては20勝30敗というところです。


しかし、問題は1日のパフォーマンスです。仮に1日の勝ち負けが20勝30敗だとしても、1日の損益はプラスになっていることが多い訳です。

つまり、20勝は相場観がピッタリ当たって大きくゲットしています。そして、30敗の内の10敗位は結構やられている訳ですが、問題は後の20敗です。

 

プロのディーラーの場合は、20敗と言っても殆ど引き分けに近い負けなのです。


つまり、大きくロスする前に自分の相場観と違う展開になったりレンジを外れたりした場合に、直ちにロスカットしている訳です。つまり、少し位のロスはいくらでも取り戻しできますが、1回の大きなロスは勝ちの2回分に相当したりします

つまり、いつもと違うパターンに入った場合の、対処が早い訳です。そして、プロのディーラーは1日に何十回も売買を繰り返しますから、1回1回のトレードに拘りがありません。

 

彼らが拘っているのは損益だけなのです。


FXの初心者の取引は拘りを捨てなければならない

 

一方で、FX初心者やFXのトレード経験の少ない個人投資家は、1回1回の売買に拘りが大きいのです。


経験が少なく毎日のトレード回数も少ない訳ですから1回1回の売買の拘りが大きくなることは理解できますが、余り大きく成り過ぎると次のトレードに影響が出てしまいます。

 

従って、FXではバイナリーオプションの様に、一つ一つの局面での勝ち負けを認めることも大切なことです。


一つ一つの局面での負けを認めることによって、次のトレードに拘りなく進めるからです。

しかし、その様な拘りを捨てられない投資家は少なくありません。例えば、「もう少しホールドしていればもっと大きな利益が出たのに」等と言う拘りは良く聞く話です。

しかし、FX相場や株式相場に於いては、この様な拘りは「死んだ子の歳を数えるな」という例えで戒められています。つまり、既に済んでしまったトレードを悔いても、次のトレードのプラスにはなりません。

従って、1回1回の局面での負けを認めることが大事です。そして、もう1つの拘りは通過ペアに対する拘りです。「昨日はドル・円のロングでやられたから今日もドル・円のロングで勝負だ」等と言う拘りが最も良くありません。

その様な負けた局面を拘るのではなくて、局面での負けを認めて次のトレードに進むことが大事なのです。こういいった損切りの判断ができない方は自動売買やバイナリードミネーションなどの損切り、利益確定を自動でしてくれるもので取引した方がうまくいく場合が多いです。

もしリスクが大きすぎると言うのであればFXの1,000通貨でトレードすることも視野に入れておきましょう。

RECOMMEND

-FX初心者入門

© 2025 FXエージェンシー