レンジ相場は比較的簡単な相場?
為替市場やFX・バイナリーオプション市場・株式市場には、FX初心者・株式ネットトレード初心者を含めて様々なキャリアを持った投資が参加しています。
その様な様々な投資家にとって、一体どんな相場が難しい相場でどんな相場が簡単な相場なのでしょうか?
特に、酸いも甘いも知るベテラン投資家にとっては簡単な相場など無いと言われそうですが、
強いて言うとすればトレンド相場は難しい相場でレンジ相場は簡単な相場と言えます。
トレンド相場とは為替FXで言うと、1ドル120円から100円割れまで一気に円高が進む様な相場を意味します。また、株式市場で言うと、日経平均株価が10,000円から一気に8,000円に下落する様な相場を意味します。
つまり、トレンド相場は早くトレンドに乗った投資家にとっては非常に儲かる相場ですが、乗り遅れた投資カ家にとってはどこでトレンドに乗ったら良いのか非常に悩む訳です。
そして、悩んだ挙句にトレンドに乗るとピークだったりするのです。
トレンドに乗った後の判断も難しい
また、トレンドに早く乗った投資家もどこで利益確定を入れたらよいかの判断が難しい訳です。
早く利益確定を入れ過ぎると、売値よりも上昇した相場に再び乗ることは難しいのです。
つまり、トレンド相場の場合は早くトレンドに乗ってピークを付けた後に利益確定を入れた投資家は儲かりますが、それ以外の投資家は意外に儲かっていないことも多いのです。
一方、レンジ相場は為替FXで言うと、1ドル75円~80円のレンジを相場が往復する様な相場です。株式市場の場合は、日経平均株価で8,600円~9,000円を往復する様な相場をレンジ相場と言います。
この様なレンジ相場はボックス相場とも言います。
レンジ相場の場合はいつかは相場がレンジからブレイクアウトしますが、それまでの間はレンジの下限でロング、レンジの上限でショートを繰り返していれば良い訳です。
従って、レンジ相場の方が比較的簡単な相場と言えます。
特に、FX初心者や株式ネットトレード初心者にとっては、トレンド相場よりもレンジ相場の方が利益確定のチャンスは多い筈です。
只、現実気にはトレンド相場とレンジ相場が入り乱れて押し寄せる訳ですから、どこまでがトレンド相場でどこからがレンジ相場なのかの見極めは非常に難しいのです。後でチャートを見て「トレンド相場が始まっていたのか」などと思う訳です。
また、より短期的に相場を見ると、トレンド相場の中には小さなレンジ相場と小さなトレンド相場があり、レンジ相場の中には小さなトレンド相場と小さなレンジ相場があるのです。
従って、難しい相場と簡単な相場と割り切れるほどFX相場はシンプルではありません。シンプルにトレードしたいのならGMOクリック証券のバイナリーオプションの外為オプションが最適です。