デイトレードとは?
FXのトレード方法には幾つかの種類があります。これは特にどこに申請するわけでもなく、そのための口座が存在するわけでもありません。
自分の心のうちで決めておくものです。ですから、実際の取引そのもののは同じなのですが、どのように売買をするか、どれほどポジションを持ち続けるかなどといった違いによってトレードの種類が分かれるわけです。
その中でも、最も初心者が入りやすいトレード方法がこのデイトレードであると言えるでしょう。ここでは簡単にデイトレードの行い方、そしてそのメリットとデメリットを検証してみたいと思います。
デイトレードのトレード例
まず、デイトレードというのは基本的に一日のあいだで売買を完了させてしまうものです。この方法には幾つかの取引の方法がありますが、最も簡単な方法はIFDやOCOなどの注文設定を用いて自分の設定した値段で買い、また指定した値段で売るなどの注文をするものです。
たとえば、朝仕事へ行く前に、1米ドル85円00銭であることを確認したとします。それが84円90銭になったときに2万ドル分買うように注文を出しておきます。
そして、それが85円10銭になったときに売るような注文も同時に出しておくわけです。これがIFDやOCOの使い方です。FX業者によって設定の仕方が微妙に異なる場合がありますので、注文方法は売買する前にしっかり確認しておきましょう。
このように設定する場合は大抵その日のうちにそれらの注文が決済されることを念頭に置いているものですが、ある程度の勢いをもって上昇又は下降して利益を伸ばしている場合はデイトレードといえど複数日に渡ってトレードすることもあります。ですのでデイトレードだからといってその日のうちに決済しなければならないという決まりはありません。
下図のようにある程度利益を確保しストップ値をずらしていくことによってデイトレードの枠を破り、数日間ポジションを持つことによってより大きい利益を得ることもできます。
その日のうちに決済することを念頭においた10銭~50銭程度の差での決済をするトレードをデイトレードというのです。
この場合は2万ドルで取引したとすると、うまくいけば単純計算で2,000~4,000円程度の利益となるわけです。この数値はいま分かりやすく設定しましたが、これは持っている証拠金の額により安全な取引の範囲をしっかりと保つ必要があります。
デイトレードのメリットは?
デイトレードのメリットは大きな変動を待たずに小さな変動の中トレードするので小額の証拠金でもトレードできる、また大きくレバレッジを掛けることができるということがあります。
デメリットとしてはメリットの反面、小額でも思わぬ損失をしてしまったり、レバレッジが大きく大きな損失を被ったりすることがあります。
小額から始められる、大きくトレードすることができるといことでデイトレードというスタイルを選ぶ方は多いですが、そのデメリットをしっかり理解し、リスク管理をしっかりしていく必要があります。
デイトレードをするなら、デイトレードが行いやすいメリットの多くあるFX業者を選ぶのが大切です。次のページを参考にFX業者を選んでください。
その他のトレード方法については下記を参考にしてください。